十反のぶどう畑もわずかに一バテの実を結び、 一ホメルの種もわずかに一エパの実を結ぶ」。
わたしがあなたがたのつえとするパンを砕くとき、十人の女が一つのかまどでパンを焼き、それをはかりにかけてあなたがたに渡すであろう。あなたがたは食べても満たされないであろう。
あの時には、二十枡の麦の積まれる所に行ったが、わずかに十枡を得、また五十桶をくもうとして、酒ぶねに行ったが、二十桶を得たのみであった。
あなたがたは多くまいても、取入れは少なく、食べても、飽きることはない。飲んでも、満たされない。着ても、暖まらない。賃銀を得ても、これを破れた袋に入れているようなものである。
種は土の下に朽ち、倉は荒れ、 穀物がつきたので、穀倉はこわされる。
もし人が相続した畑の一部を主にささげるときは、あなたはそこにまく種の多少に応じて、値積らなければならない。すなわち、大麦一ホメルの種を銀五十シケルに値積らなければならない。
あなたが多くの種を畑に携えて出ても、その収穫は少ないであろう。いなごがそれを食いつくすからである。
あなたがぶどう畑を作り、それにつちかっても、そのぶどう酒を飲むことができず、その実を集めることもないであろう。虫がそれを食べるからである。
その日、銀一千シケルの価ある千株のぶどうの木のあった所も、ことごとくいばらと、おどろの生える所となり、
いばら、おどろの生えているわが民の地のため、 喜びに満ちている町にある すべての喜びの家のために胸を打て。
喜びと楽しみは、実り多いモアブの地を去った。 わたしは、ぶどうをしぼる所にも酒をなくした。 楽しく呼ばわって、ぶどうを踏む者もなくなった。 呼ばわっても、喜んで呼ばわる声ではない。
それらの節と枝を一つに連ね、ことごとく純金の打物造りとした。